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Posted by庵乃音人

御朱印うずまき(33) 奈良・金峯山寺

庵乃音人

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金峯山寺

気が遠くなるほど昔の話だが、某高速道路のサービスエリアで、
バスから降りてきた全日本プロレス様御一行を目撃したことがある。

ジャイアント馬場がいた。鶴田もいた。
私は棒立ちになり、唖然としたままレスラーたちを見た。


でかいのだ。

それはもう、凄まじいでかさ。

テレビで見ているだけでは絶対に分からない規格はずれなものを
ただけだるそうに歩いているだけで、レスラーたちは濃厚に振りまいていた。

思えば私の“でかいレスラー好き”(=ヘビー級にしか興味がない)は
あの経験に端を発しているかも知れない。

さて、仏像業界(業界ってなんだよ。笑)で“でかい”と言えば、
言わずと知れた、このかたがた。

f0025709_1646359.jpg
(画像は金峯山寺のWebサイトより)

役行者が開いたお寺として名高い、
吉野山は金峯山寺の本堂奥で、片脚をあげて拳を振りかざし、
憤怒の形相で人々を睥睨する御本尊・金剛蔵王大権現3体。

はっきり言って、でかい。
でかすぎる。
身長約7メートル。
ジャイアント馬場といい勝負だ(おい)。

日本最大の秘仏本尊として名高いこちらの蔵王権現様。
幸運にも拝観できる機会に恵まれ、
どでかい内陣を一人で独占し、じっくりと拝ませていただいた。

最初は唖然。

次第に興奮。

そして、恍惚。

どこかプロレスとも、すごい映画や小説、芸術とも、
恋をすることとも似ている至福の体験は、
ただ「でかいから」というだけではもちろんない。

なんというか、圧倒的かつ異次元的なものへの畏怖と憧憬、
届かぬ思い、卑小な自分がいっときエロチックな何かと交わることで
浄化される、得も言われぬ官能。

そうした諸々を、私は蔵王権現に怒られながら(怒られてるのか)、
しみじみと感じた。

踏みつぶされたいと身悶えた。

以前、うかみ綾乃さんとお会いしたときに
「俺、自分がSなのかMなのか分からないんすよね」と言ったら、
「いや、(作品を読む限り)庵乃さんはMやと思いますよ」
と耳に心地いい奈良言葉で速攻断言されたが、やはりそうなのか、俺。

それにしても、蔵王権現はかっこいい。

修験道とともに生まれて現在へと伝わる、日本にしか存在しない仏さま。

内陣の3体だけでも圧巻なのに、
内陣脇の右隅にも、これまた巨大な蔵王権現様が咆哮していらっしゃったのには驚いた。
 
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最終更新日2015-12-10
Posted by庵乃音人

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