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庵乃音人

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Posted by庵乃音人

御朱印うずまき(32) 千葉・真野寺

庵乃音人

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ミル・マスカラスの昔から、プロレスと覆面レスラーは切っても切り離せない。

庵乃の好きな新日本プロレスでは現在も、獣神サンダーライガー、
タイガーマスク、マスカラ・ドラダ、キャプテン・ニュージャパンなど多彩なマスクマンが
個性溢れるレスリングを見せてくれている。

しかしまさか仏像の世界にもマスクマンがいるとは知らなかった。

訪れたのは、千葉県南房総市。
寒さの厳しい城下町育ちのくせして寒いのが嫌いな私が、
秋冬になると訪れる温暖なこの地の古刹に、その仏さまはいらっしゃった。

IMG_20151129_0002.jpg

その名も、覆面千手観音。
(画像は同寺で購入したポストカードの一枚)

何とこの千手観音様、
「開帳しても顔を秘す“秘仏中の秘仏”」(『日本の秘仏を旅する/平凡社』)とも称される実に珍しい仏さまで、
面部には「行道面」と呼ばれるお面がかぶせられている。

聞けばこの仏さま、あまりに霊力が強く、人に災いを招くほどだったとかで、
覆面をしたら、ほどよいあんばいで人々をお守り下さるようになったそう。
基本的に、覆面の下の顔は住職など限られた人しか目にすることがかなわないという、
怪異も怪異、世にも面妖な観音様なのである。

貴重な御開帳の機会に、念願かなって内陣まで入り、厨子の間近で観音様を
拝むことができた庵乃、
「もしも(一般人が)覆面の下のお顔を見たりしてしまったら、どうなりますかね」
と解説をしてくださったお寺の方に聞くと、「この世からいなくなってしまいますね」と
笑いながら返事をされ、一緒になって「わはは」と大笑い。
おしっこちびりそうになり、いい歳こいて内股になるや、すり足で内陣を後にしたものだった。

像の方は平安時代、お面の方は南北朝時代に作られたという、地方色豊かな古仏。
まさにいつの世も、マスクマンは見るものをミステリアスな異世界へと引きずりこむ。

はっきり言って
薄暗い内陣にぼうっと浮かびあがる覆面千手観音様
……………………すごすぎでした。

暖かくなるつもりがけっこう鳥肌ものの体験となった、その日の南房総でした。
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最終更新日2015-11-29
Posted by庵乃音人

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