FC2ブログ

Welcome to my blog

スポンサーサイト

庵乃音人

庵乃音人

-
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
最終更新日--
Posted by庵乃音人

御朱印うずまき(31) 福井・中山寺

庵乃音人

庵乃音人

中山寺

初めて小浜を訪れたときは、
山と田んぼと空と海が開放的に広がるすこーんと突き抜けた風景に
感動すら覚えたものだった。

中山寺は、小浜市街から車で40分ほど。
福井県高浜町にある。

訪れた目的は、高野山開創1200年記念で特別開帳された
同時の秘仏を拝ませてもらうためだった。

WS000000_20151120183357dec.jpg
(画像は中山寺のホームページタイトルより)

室町時代に建立されたという味わい深い本堂。
その奥深くの厨子の中にいらっしゃったのが、こちらの仏さま、三面八臂の馬頭観音坐像。

いや、すごい迫力でした。

マジで。

馬頭観音というのは観音仏のなかでは珍しい、憤怒相を持つ仏さまだが、
髪を逆立て、牙を剥いて睨むこの仏さまのお顔は、明王さながら。

気圧されて息を飲み、しばし立ち尽くしたのち、
思わず手を合わせて、「す、すみません…」と謝ってしまったものだった。
私はいったいなにを謝罪していたのだろうか。

聞けば若狭・近江(湖北地方に集中)のあたりは馬頭観音信仰の盛んなところらしく、
(牛馬を使った街道輸送や旅、漁を仕事とする人たちの海難の守りとして信仰されたと聞いた)
私は他にもいくつかの古刹やあっと驚くような場所で馬頭観音様にお目にかかった。
(いつかブログに書きます)

そう思って改めて頭部の馬に目をやれば、
憤怒相の上にちょこんと鎮座する馬は意外にキュート。

寸分の隙もない高嶺の花のいい女がくしゃみをしたら、
ドリフのカトちゃんみたいだった、そんな親近感が芽生えた庵乃だった。

それにしても、小浜に来ていつも驚くのは、
我々拝観者を受け入れてくださる寺の方々の、性善説に基づいているのであろう鷹揚な対応。

その時間にお寺を訪ねたのは私だけだったからという理由ももちろんあるが、
「ごゆっくり、仏さまを拝んでください」と、
案内の方がお堂を去り、一人きりにされたときは、いささか意外だった。

仏像ファンにはたまらない、最高すぎる時間。
私はうっとりと仏さまに見とれ、二度とは訪れないだろう至福のひとときを
仏さまと二人きりで過ごした(ウフ♪)。

でもって、御朱印ファンとして嬉しかったのは、こちらの御詠歌。

IMG_20151120_0001.jpg

上のホームページ画像をご覧いただけば分かる通り、
中山寺にも中山寺だけの御詠歌があることが分かり、
それもいただけないかとダメ元でお願いしたところ、
「そんなのやったことないんですけど、まあ、私の字でいいなら」と
受付事務所で対応してくださった女性(もしかしたら、お庫裏様?)が達筆で書いてくださったのだ。

貴重な逸品です。むふふ。( ̄ー+ ̄) ←ドヤ顔

そして抜けるような青空の下、観音様に別れを告げて、私は寺を後にした。

生きることもまた旅であるならば、
馬頭観音様、どうかあぶなっかしいおっさんの
恥と失態と試行錯誤だらけのささやかな旅路を、見守ってやってくださいましね(合掌)。








頼みましたよ?(しつこい。笑)
 
スポンサーサイト
[PR]

[PR]

最終更新日2015-11-29
Posted by庵乃音人

Comments - 0

There are no comments yet.

Leave a reply

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。