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今年も、ありがとうございました

いつものことではありますが、
案の定、大晦日までバタバタして、本年もようやく終わろうとしています。

正直、物書きには土日はもちろん盆も暮れもなくて、
新年も、明けて早々、また仕事に戻って
ない知恵を絞る日々が再開されることになると思います。

とはいえ、やはり一区切り。

本年も、庵乃を応援してくださる読者のみなさんのおかげで、
人並みに年が越せそうです。

本当にありがとうございました。

お待たせしている新作も、すでにあちらで、こちらで胎動中。
来年は、また今年とはひと味違った新作群をお届けできるのではないかと思います。

いつもいうことですが、
孤独な物書きには、みなさんの応援が頼り。

引き続き、ハートと股間にグッと来る、
官能エンターテイメント作りに邁進してまいりますので、
どうか来年も、庵乃との並走、なにとぞよろしくおねがいします。

それでは、どうかよいお年を。

明日から始まるみなさんの一年が、素晴らしいものになりますように。

平成27年12月31日(木) 庵乃音人
 
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御朱印うずまき(36) 山梨・大善寺

大善寺

ぶどう寺として有名な大善寺は、国内最大のワイン王国、勝沼にある。

檜皮葺きの屋根を持つ、国宝の薬師堂の中には、
思わず見とれてしまう魅力的な仏像がずらり。

何と言っても珍しいのは、こちらの御本尊。

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平安時代の作と言われる、木造薬師如来。
(画像は同寺で購入したポストカード)
左手に持っているのは、薬壺(やっこ)ではなく、何とぶどうである。

いかにも、ぶどうの国にふさわしい、実に変わったお薬師様。
この地でぶどうが作られるようになった端緒になった仏さまとも言われているが、
勝沼産ワインのありがたみも、さらに増すというものだ。

ただしこちらの仏さま、脇侍を務める
日光菩薩、月光菩薩様ともども秘仏であり、御開帳は5年に一度。
一見の価値のある、実に親近感溢れる薬師如来かと。

そして、大善寺の薬師堂には、他にも魅力的な仏像がある。

たとえば、木造十二神将立像。

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私が勝手にチョースケ将軍と呼んでいるこちらはその一体、午年の大将様だ。
(画像は同寺で購入したポストカード)

大善寺の十二神将は、どれもみな表情がとても豊かで躍動感があり、見ていて飽きない。
どっしりと落ち着いた薬師堂の建物が醸しだす雰囲気のせいもあるのか、
長居をして、いつまでもじっと見ていたくなる仏様たちであった。

拝観を済ませたら、ぜひ記念に、
お寺のご住職の手になるものだという、オリジナルワインを。

IMG_0156.jpg

それにしても、お寺でワインを売っているとは…。
世の中、いろいろなお寺がありますね。
 

プロレスは大画面に限る

風邪を引いてしまって、なかなか治らない。

もともと喘息の気があるのだけれど、
今回もまた咳が長引きそう…(鬱)。

それはともかく、クロームキャストを購入した。

ネット配信サービスの「新日本プロレスワールド」がクロームキャストに対応した
というニュースを知ったからである。

ご存じのかたがほとんどでしょうけれど(ちなみに私は知りませんでした)、
クロームキャストはネットで配信されている動画(youtubeとか、Netflixとか Huluとか)を
テレビの大画面に映し出せるガジェット。

「新日本プロレスワールド」には重宝していたものの、
しいて言うなら大画面でプロレス観戦ができないことを
少々物足りなく思っていた私。
(寝転がってタブレットで見てました)

画質とか、どんなもんなんでしょとか思いながら
こわごわ(クロームキャストを)購入してみたけれど、
「ネットの動画って、こんな高画質で
(テレビの画面で)再生できるクオリティだったのか!」と驚いた次第。

いやー、嬉しかったっす。
これで大画面でプロレスが見られる!ヾ(≧▽≦)ノ

年明けからはWWEのネットサービスも日本で開始されるらしいが、
そちらもクロームキャストに対応してくれるのかな?

しかし、ネットの進化はほんとにすさまじいですね。
スマホをリモコンのように使ってテレビを見る時代が来ようとは…。

嬉しいけど、ちと怖ろしい気も。
おじさん、この先ついていけるのかしら。
 

御朱印うずまき(35) 京都・金戒光明寺

金戒光明寺

前にも書いたが、私が仏像に興味を持つきっかけになったのは、
京都の金戒光明寺墓地内に鎮座するこちらの仏さま――

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冗談のような髪型(正確には、螺髪-ラホツ-という)で、
一度目にしたら忘れられない、その名も五劫思惟阿弥陀仏。

わたし的には、アフロ石仏様、という言い方の方がしっくり来る。

今回、寺宝の特別拝観が行われると言うことで、また京都を訪れた私は、
いい歳こいて心ときめかせ、いそいそとアフロ様の元に向かった。
お会いできたときには、思わず「おお……」と嘆声すら零してしまったものだった(笑)。

今回は特別拝観期間ということで、前回訪れたときとはずいぶん賑やかさが違った。
京都市内を一望できる山門楼上にあがり、そこにいらっしゃる釈迦三尊像と十六羅漢像を
拝めたことも僥倖なら、
運慶の作と伝えられる文殊菩薩像などの仏さまにお会いできたのも嬉しかった。

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かっこいいっすよね、こちらの文殊菩薩様(画像は同寺で購入したポストカードの一枚)。

ほんのりと、東寺講堂の超人気仏像、帝釈天を彷彿させるイケメンぶり。
運慶は東寺の立体曼荼羅をいろいろと参考にしたという話もありますが、
本当に運慶の手になるものだったら興奮しますね。
(もちろん、そうではなかったとしても、相当に素敵な仏さまであることは間違いありませんが)

しかし庵乃的に嬉しかったのは、やっぱりアフロ様。ああ、アフロ様(笑)。

驚いたのは、以前訪れたときにはなかったアフロ様の御朱印があるようになっていたどころか――

IMG_20151221_0001.jpg

なんと御朱印帳まで、アフロ様バージョンが販売されるようになっていたこと。

ポストカードなど、私の記憶では、かつては3つほどしかなかったはずの
グッズ類もずいぶんな増えようで(アフロ様のがま口買ってしまった。最後の一個でした。笑)、
アフロ様、相当ブレイクされているようです。

今度はいつ来られるだろう。
こんな風にたびたび、遠路はるばるやってこられる日々も、いつまでも続くわけではない。

真っ赤な京都に吹き渡る風は、もう近くまで、冬が来ていることを告げていました。
 

御朱印うずまき(34) 滋賀・金勝寺

金勝寺軍茶利明王

金勝山の山頂近く、静謐な気に包まれて、金勝寺はあった。

天衝く鬱蒼とした木立の中、仁王門へと階段が続く。

仁王門を入ると、本堂、二月堂、虚空蔵菩薩堂などが緑の斜面に転々と存在する境内が現れる。

満ちているのは、冒しがたい気。

私が訪れたときは他に拝観者の姿はなく、葉擦れの音すらしない静寂の中を、ただ一人歩いた。

何かがいると、息を殺した。

もはや修行としか言いようのない、苦行のような細い山道を
危なっかしい運転で泣きながらやってきたのは、まずこの仏さまにお会いするためだった。

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像高360センチ超、軍茶利明王。
(画像は同寺で購入したポストカードの一枚)

二月堂の中に祀られたそのお姿は、お堂の小ささも相まってとても巨大。
見上げた私は言葉もなく、仏さまと対した。

軍茶利明王様はじめ、明王にはみな独特の印相(手指のポーズ)があるが、
軍茶利明王の特徴を一言で表すなら、


いやん、ばか


である。

それはともかく、こちらの軍茶利明王様は、ずしりと重く神々しい、
圧巻の存在感で私を見下ろしてくださった。
何度も山道を転落しそうになりながら(ちとオーバー)、それでも歯を食いしばり、
鼻水垂らしてここまで来てよかったと心から思い、
私は手を合わせ、ただひたすら、ひたすら、祈りを捧げた。

そして、
金勝寺には大きな仏さまが多いが、もうおひとかた、
私が声もなく見とれてしまったのは、虚空蔵菩薩堂にいらっしゃる仏さま――

像高2メートルちかくある、虚空蔵菩薩様である。
(画像は同寺で購入したポストカードの一枚)

金勝寺虚空蔵菩薩
 
IMG_20151210_0004.jpg

そもそも、虚空蔵菩薩自体、現代にまで伝わる造像例は少なく、
しかもこちらの仏さまのように片脚を下げてお座りになっているのは、とても珍しい、とか。

これまたどっしりと重厚感溢れる迫力と、気圧されるほどのオーラをお持ちの仏さま。
惜しむらくは諸々の関係で全体像がやや見にくく配置されており、
肝心の脚の部分をよく拝めなかったことが心残りではあった。

でもって面白かったのは、寺からの帰り道。

来るときは、死ぬほど細い山道に「ぎょえー」だの「どっひー」だのと不様な悲鳴をあげ、
這々の体でたどりついた私だったが、
同じ道を帰ってみると、先刻感じたような恐怖はあまりない。
道が広くさえ感じられる。

道そのものの狭さ以上に、
私自身の不安や脅え、先のわからなさから来るちょっとしたパニックが生み出した
ロングアンドワインディングロードであったかと、目を覚まされる思いがした。

仏さまたちが見守っていてくださる気がした。

目を閉じて(閉じるな閉じるな)、お会いしたばかりの
仏像にお礼を言う。

静まりかえった境内で、何かがいる、と思ったのは当然のことだった。

そこには、仏さまたちがいらっしゃったのだ。

官能小説業界の紅白歌合戦

特選小説

なんだかわけの分からないタイトルですね(笑)。
でも、実は毎年言っていることでもあります。

今年も、特選小説さんの年末恒例お祭りムック『こんな官能小説が読みたかった!』が
2016年版として発売になりました。
2015年1月号から12月号に掲載された150本以上の短編小説の中から、
読者アンケートで特に人気の高かった15作品をガチンコで選んで(だそうです)再収録するという、ドSな企画。

幸運にも、私の「置きみやげ」という作品も、
読者のみなさんのご支持をいただけたようで、再掲載をしてもらっています。
応援してくださった読者のみなさんには、本当に、感謝、感謝です。

それと、毎年充実した記事で今年の官能小説界を総括してくれる
「官能小説リポート」全23ページ。

光栄なことに、今年も官能小説評論家の猿楽一さん、官能レビュアーのDSKさんが
私の拙い創作活動に光を当ててくださり、拙作の数々を紹介してくださいました。
この場を借りて、心より御礼申しあげます。

また、「官能小説リポート」では、「作家15人がオススメする面白かった官能小説」というコーナーもあるのですが、
今年はなんと、うかみ綾乃さんが私の『初恋リターン』(竹書房ラブロマン文庫)という作品を
今年の一本としてとりあげてくださり、これもまたとてもうれしゅうございました。

うかみさん、本当にありがとうございました。
(ちなみに、ムックが手元に届いたのは昨日の夕方。何とも不思議なことに、
私、昨日投稿した記事で、うかみさんのお名前を出していたんですよね。
こんな偶然もあるんでしょうか)

何にしましても、いろいろな意味で読み応えたっぷりの好ムック。
よろしければ、ぜひ。


御朱印うずまき(33) 奈良・金峯山寺

金峯山寺

気が遠くなるほど昔の話だが、某高速道路のサービスエリアで、
バスから降りてきた全日本プロレス様御一行を目撃したことがある。

ジャイアント馬場がいた。鶴田もいた。
私は棒立ちになり、唖然としたままレスラーたちを見た。


でかいのだ。

それはもう、凄まじいでかさ。

テレビで見ているだけでは絶対に分からない規格はずれなものを
ただけだるそうに歩いているだけで、レスラーたちは濃厚に振りまいていた。

思えば私の“でかいレスラー好き”(=ヘビー級にしか興味がない)は
あの経験に端を発しているかも知れない。

さて、仏像業界(業界ってなんだよ。笑)で“でかい”と言えば、
言わずと知れた、このかたがた。

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(画像は金峯山寺のWebサイトより)

役行者が開いたお寺として名高い、
吉野山は金峯山寺の本堂奥で、片脚をあげて拳を振りかざし、
憤怒の形相で人々を睥睨する御本尊・金剛蔵王大権現3体。

はっきり言って、でかい。
でかすぎる。
身長約7メートル。
ジャイアント馬場といい勝負だ(おい)。

日本最大の秘仏本尊として名高いこちらの蔵王権現様。
幸運にも拝観できる機会に恵まれ、
どでかい内陣を一人で独占し、じっくりと拝ませていただいた。

最初は唖然。

次第に興奮。

そして、恍惚。

どこかプロレスとも、すごい映画や小説、芸術とも、
恋をすることとも似ている至福の体験は、
ただ「でかいから」というだけではもちろんない。

なんというか、圧倒的かつ異次元的なものへの畏怖と憧憬、
届かぬ思い、卑小な自分がいっときエロチックな何かと交わることで
浄化される、得も言われぬ官能。

そうした諸々を、私は蔵王権現に怒られながら(怒られてるのか)、
しみじみと感じた。

踏みつぶされたいと身悶えた。

以前、うかみ綾乃さんとお会いしたときに
「俺、自分がSなのかMなのか分からないんすよね」と言ったら、
「いや、(作品を読む限り)庵乃さんはMやと思いますよ」
と耳に心地いい奈良言葉で速攻断言されたが、やはりそうなのか、俺。

それにしても、蔵王権現はかっこいい。

修験道とともに生まれて現在へと伝わる、日本にしか存在しない仏さま。

内陣の3体だけでも圧巻なのに、
内陣脇の右隅にも、これまた巨大な蔵王権現様が咆哮していらっしゃったのには驚いた。